【お米屋さんの経営課題】決算書の診断と見直し
実は、いろんな業種のコンサルティングを行っていますが、お米屋さんの決算書はほとんどみたことがないです。見る必要がないくらいからかもしれません。
自宅兼店舗、自宅兼精米工場のため、銀行からの借り入れが少ない。あるいは、全くないからです。
普通は、銀行への毎月の支払いでたいへんです。それを何とか減らせないものかと思案します。
一方、銀行から借入をして、大きな精米工場を建てたところが苦戦しています。順調に売上が上がっている時は良いですが、少しでも売上が下がると返済が苦しくなります。
また、売上アップの相談はあっても、経営や返済に関する相談がないです。だから、倒産や閉店ということが起こります。
借入がある方は、決算書の診断と見直しを必ず行って下さい。
お米屋さんは、他の業界とは違い、在庫処分というのができない商売です。非常に、現金化が難しいです。
だから、窮状に陥ると出口が見つからなくなります。
ちょっとでも苦しくなっているのであれば、立て直しが必要です。
今一度、経営的にどうなっているのか、それを調べて対策を打って下さい。