【強くて効率の良い食品スーパーの変化】地域一番の売場面積の店よりも小型で何でも揃っていない食品スーパーの方が坪効率が高い
昔は、地域一番の売場面積の店を作ることが、勝つための最高の戦略だと言われていました。
ところが今は、大手量販店の食品売場が、大苦戦しています。朝一にお客様が並ぶことはなく、閑散としています。
一方、小型で何でも揃っていない食品スーパーの方が勢いがあります。生鮮が弱い、総菜も弱いのに、大繁盛店。グロッサリーの安さだけでも戦えるということです。
おそらく、この発想が大手にはないと思います。普通の食品スーパーを作って、できるだけこだわりの商品を置く、PB商品の開発をすすめる。そこで限界が来ています。
お客様にとって非効率な店を作って坪効率を上げる。これが、意外に当たっている戦略です。
今までの普通、当たり前を変えないと、今後さらに苦戦するでしょう。
もう繁盛店のルールが変わっていることに気づくべきです。