【一等地が敬遠される時代】会社も店も家賃が安いところが有利
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、在宅ワークをすすめるように国から指示がありました。そのため、大手企業やIT関連企業はすぐに取り組まれました。
そうすると、家賃の高い立地や大きな本社ビルはいらないことに気づきます。働き方改革を進めるよりも家賃の安いところへ移った方が、大幅なコストカットができます。
もう、全従業員が一堂に集まることができるスペースはいりません。本当に出社が必要な人数分のスペースで十分です。リモートワークが進むとこうなります。
また、IT関連企業では、オフィスを持たないというところまで出てきています。流石です。
同様に、月100万円を超える家賃を払っている飲食店が、このままこの場所でやっていけるのか悩んでおられます。
商売で一番不利なのは、固定費の高い商売です。家賃のために商売をやっているようなものです。
今までは、家賃が少々高くても一等地で商売して、集客を図るのが良いとされてきましたが、在宅ワークが進み、好立地のオフィス街の人が減っています。おそらく、今後さらに減ると思われます。
家賃が安いところで、固定費を抑えて利益を出す。これが、新しい時代のビジネスモデルです。
一等地が敬遠される時代が来たようです。
それに早く気付かないと、利益を出すことが難しくなります。