【地方都市のホテル旅館のアフターコロナ対策について】ケータリングを始めて切り抜けることができるか?
宿泊の落ち込みが激しく、緊急事態宣言が出されたころから、ケータリングを始めるホテル旅館が増えました。
ところが、価格を見ると高いです。正月のお節料理のようなハレの日価格です。
こういうのをやりたいという気持ちはわかりますが、売れないでしょう。
特に、ホテル旅館がネックになっているのは、安い商品を作れない。作ったことがないということです。
庶民的な商品を作ってたくさん売るという発想がないです。
常にハレの日商品。この壁を超えないと厳しいです。
それに、ケータリングだけでは、打開策になっていません。
冷凍食品を作ったり、ネット通販に対応した加工食品を作るなど、全く新しい視点でのビジネス展開が必要です。
ケータリングは、あくまでも一案です。大きく広がることはないです。
新たにビジネスを興すくらいの考えが欲しいです。
宿泊客が帰ってくるのは、まだまだ先です。
そのことも踏まえて、チャレンジが大事です。