【米屋経営について】大きな精米工場を作ると、数十年後大きな負債が残り倒産する

【米屋経営について】大きな精米工場を作ると、数十年後大きな負債が残り倒産する

 

30年前、大阪の中間卸売が急激に売上を伸ばしたころ、全国から大阪へお米屋さんが勉強に来られました。大阪の中間卸売もその後、大きな米卸になったところもありますが、倒産・廃業されるところも出てきました。

 

同じように、大阪での商売の仕方を地方都市で行い、伸びたお米屋さんもありました。郊外に大きな精米工場を作り、順調に伸びていましたが、ここ数年倒産が増えています。

 

食管法改正のあたりが一番面白く、食品スーパーの駐車場で10トントラックに積んだ米が1日数百本売れた時代がありました。

 

ところが、米の消費量は、毎年減って行き、スーパーなどでの売上は激減しました。

 

それに取って替わるように、飲食店の出店が加速し、一時飲食業界がかなり潤っていました。そこに、米を納品することが、米屋の生き残り策でした。

 

でも、今は飲食店も良くないです。

 

10年間くらいは何とか良くても、そこから売上がどんどん下がり、負債が増えて行くだけ。30年も経つと経営は厳しくなり、倒産です。

 

原因の一つが、精米工場の建設費です。これが重く圧し掛かり、経営を圧迫しました。

 

逆に、今伸びているところは、小型精米機を数多くそろえ、こまめに精米して配送する仕組みを作られています。

 

精米工場を大きくしなくて、伸ばす方法。それが大事です。

 

でも、それができます。SNSを使って米や食の情報を流せば、反響があります。テレビ取材が入らなくても、売上が伸びます。

 

だから、店や工場を大きくしないで下さい。売れないのは、売り方に問題があるからです。

 

今の時代に合った売り方ができるかどうか、そこが鍵です。