【数字の見方について】5か年比較貸借対象で、確実に借入金の額が減っていること
まず見る数字はここです。
単月で赤字であっても、借入金が確実に減っているかどうかが大事です。
逆に、黒字で売上が上がっていても、返済ができていないものは危険です。
毎月どれくらいの金額を返済しているか、そこを見られます。
また、窮状に陥っても、この返済を止めれば、経営は成り立ちます。
5か年で、どれだけ返したか、それが会社の力です。
借入金を減らすために経営している。そんなふうに見えるかもしれませんが、それが一番大事です。
借りることよりも返すことを考える。
これが、会社経営です。